《DVI-9990Jの主な特長》
1.卓越したフェイスデザイン
■アルミ製フロントパネルを採用した「リアルメタルフェイス」。
従来から高い評価を得ているアルミの削り出しノブに加え、フロントパネル全体を素材で成型。高品位デザインに高剛性化を実現。
■抜群の視認性を実現したフルドットの「バイオライトディスプレイ」。
フルドットの高密度、微細なピッチによる滑らかな表示に加え、高コントラストを確保し外光の明暗が激しく変動する走行中でも抜群の視認性を確保。
■車室内の雰囲気に合わせて選べる「3色イルミネーションカラー」。
「グリーン」「アンバー」「ブルー」の3色から切り替えができ、さらに各色とも発光の色合いをファインチューニングが可能。最高級機に相応しい高品位感を演出。
2.高品位信号伝送
■ノイズレスで高品位な超高速40kbps信号伝送が可能な「IONBUS」。
1) デジタルオーディオ送信: デジタル伝送により音質の劣化を防止。さらに接続に銅線を用い、1本のケーブルで多種信号の同時送信を可能とする高密度伝送を実現。
2) 無方向コネクター: どのコネクターも入出力を問わず接続が可能で、コンポーネントの追加、増設時の配線を簡易化。
3) 将来を見据えたプロトコル: 今後生み出される新メディアとの互換性や機能追加にも対応。
■DVDオーディオのフルスペックデジタル伝送を可能にする「DVDオーディオリンク」。
IEEE1394テクノロジーを採用した、DVDオーディオ専用6chデジタル出力を搭載。ヘッドユニットとプロセッサー/DAC間における、24bit/192kHzのフルスペック信号伝送が可能。デジタルリンクによるノイズの干渉を受けないピュアな伝送を実現します。この「DVDオーディオリンク」回路には、6層基板を採用してブラックシャーシで覆うことで、ノイズを徹底的に排除しています。
3.新開発ドライブメカニズム
■「音楽CD、DVDオーディオ、DVDビデオ、MP3/WMA」再生に対応。
「音楽CD」の高品位再生はもちろん、現在最高品位のオーディオ規格「DVDオーディオ」、高画質・高音質な「DVDビデオ」、圧縮音楽「MP3/WMAファイル」の再生に対応。現在、考え得る再生メディアを、最高のサウンドグレードで再現します。
■ノイズ侵入や電気歪み、読み取り精度の低下を防ぐ
「ブラックフィニッシュメカ&銅メッキシャーシ」。
ドライブメカニズムはその細部に至るまで、すべて黒色の無反射塗装「ブラックフィニッシュメカ」を実現。塗装の厚さを数ミクロン単位で設計した超精密加工技術を投入しています。「ブラックフィニッシュメカ」は、ピックアップのレーザー光の乱反射を抑え、デジタル信号の時間特性に悪影響を及ぼすジッター歪みを解消。また導電性に優れる「銅メッキシャーシ」は、外部ノイズを遮断し、回路の電気的な歪みの発生を防ぎます。
■チリやホコリによるトラブルを防ぐ「ブラックフィニッシュメカカバー」。
ドライブメカニズムを完全密閉型でカバーすることにより、ピックアップや動作部へのチリやホコリの侵入を防止。これらが引き起こす動作の不安定化、メカニカルトラブルを極限まで抑え、ドライブメカの性能をフルに引き出します。
4.高音質を実現する回路基板と電源
■電源系回路を低インピーダンス化しノイズを低減する「S.T.A.R.サーキット搭載4層基板」
ノイズの影響を極小にする理想的パターニングと部品配置が行える銅スルーの「4層基板」を採用。パターニングは通常の約2倍の70μm厚銅箔として、電源系の一層の低インピーダンス化により、ノイズ低減を実現しています。また4層のうちの1層をグラウンド用として、アルパイン独創の「S.T.A.R.サーキット」を構築。グラウンドラインを介在させることで、回路内の相互干渉を低減する理想的なワイヤリング、パターニングを実現しました。
■安定した電源を供給する「シリーズレギュレーター」。
DVDメカニズムとDVDコア回路に専用電源回路から電源供給。一般的なDC-DCタイプからシリーズレギュレーターに変更。低電圧(9V)の安定した強力電源により、DVDオーディオのポテンシャルをフルに引き出すノイズの少ない超高品位な設計を実現しています。
■高品位な信号伝送が可能な「Sビデオ出力端子」装備。
映像信号を色信号(Y)と輝度信号(C)に分離して出力する「Sビデオ端子」は、2つの信号同士での干渉や伝送劣化がきわめて少なく、ピュアな映像信号を送り出します。超高画質モニターDVI-9990Jとはダイレクトに接続が可能で、DVDソースの高品位映像もその魅力をフルに再現します。
※Alpine F#1Statusシステムに関するご注意
Alpine F#1Statusの旧ヘッドユニットは単体での使用が可能でしたが、DVI-9990Jはトランスポート(信号伝送専用)ユニットとして設計されています。このため再生には、D/A変換機能を備えたマルチメディアマネージャーPXI-H990か独立D/AコンバーターDAI-C990と組み合わせる必要があります。また、同様にマルチメディアマネージャーや独立D/Aコンバーターもその動作にはDVI-9990Jが必要です。