◆カスタムネットワーク
音質を左右するネットワークは、スピーカーにとっての最重要部品になります。
【●】良いコンデンサーを使用しておりますので品質にはご安心ください。
デンマークJantzenAudio製のハイグレードメタライズドポリプロピレンフィルムコンデンサー。高性能でより細かなニュアンスも聴き取れるコンデンサーです。リード線を純銀にし、より高級かつ高性能に仕上げたコンデンサーです。(数万円かかる)
お気に入りなのでけっこう使いまわしてるコンデンサー。 音は繊細で伸びやか、音にそれほど硬さもなく艶っぽい所もあるし音楽性もあります。今回のカスタムモデルは既存の高級スピーカーですら使用する事の無いような高級パーツを贅沢に使用。
【●】接続部もこだわりました。
【●】アッテネーター4個も全て新品: 約49年も前のネットワークので、アッテネーターの状態は最悪な物でガリがでまくってる、高音はこもっている、ノブを回すと重く感じる。これでは、本来の音の1割程度。アッテネーターも新品に交換し音質向上に貢献します。
【●】ノブも交換済みです。金属製なので一目で高級感を醸し出す
【●】オーディオ愛好家御用達の鉛フリー高音質銀入りはんだ採用
【●】経年劣化でダメになったJBL純正のSP端子から新品銅金メッキSP端子に交換し音の抵抗を改善します(Yプラグとバナナプラグ対応型)
【●】全ての線材をBELDENの線材に交換しました。ベルデン製の極太MILスペックテフロン被覆高純度シルバーコート無酸素銅撚線です。日本では入手困難なレア物です。
【●】ウーハーにはOFC(無酸素銅線)を用いた1.5mmの単線を使用しました。採用しているベルドフォイルもあり、ノイズに強い構造となっております。はっきり申しまして、このケーブルの音質は素晴らしいです!「BELDEN5120FJ」
至高の4311で培われた最強の組み合わせです。
ウーハー用の単線はターミナルと直結で接続します。これにより相互干渉が無くなり、伝送ロスも少なくなります。それはこの2212、30cmウーハーの能力を「 ありのままに引き出したい 」そんな思いからです。そして高解像度で、素直な音を出したいときに、単線が有利だと私は経験しました。
◆ウーハー、ツイーター全て非常に良い状態で接点のクリーニングを行いました。
スコーカーコーン紙が劣化していたので交換しました
ウーハーコーン紙の色は少しくすんでいます。年代の割には状態良いと思います。
テスターで測ったのは「直流抵抗」で、これは「公称インピーダンス」とは全く別のものです。ピッタリ定格値が表示されることの方が珍しいです
シールの「8Ω」は、交流信号を入力したときの「公称インピーダンス」のことです。スピーカーのインピーダンスは周波数によってかなり変動し、通常はその「最小値」を「公称インピーダンス」としますが、実際はかなりいい加減です。
「直流抵抗値が測れる」ということは断線したりコイルが焼けているなどと言うことは無いという事を意味しています。
もし抵抗値が3Ω以下ならコイルが損傷しており、コイルを交換しないとまともな音が出ません。音の小さいスコーカーもウーハーも同じで、だいたいはコイル損傷によるところが多いです。
抵抗値は保管されていた環境により大きく変わるのが程度ですが、この範囲であれば音質良好です。
2 つのウーハー、2 つのスコーカー、2 つのツイーター間の抵抗はほぼ等しく、ユニットの状態が同等であり、左右バランスが良いです。
◆すべてのエッジを柔らかくし、正しい掃除し、新品のダンプ剤を塗布しました。
【>>】最後に、音質は本当に大幅に向上しました。大変生々しく臨場感溢れる素晴らしい音を奏でてくれています。本当に驚く音の良さです。この音で決して後悔はさせません。
濃くて味わいのある音で聴くことが出来ます。セッティングにより、ジャズ・古いロック・女性ボーカルともに満足出来る音質と思います。
◆エンクロージャーは当方が傷、欠けをサンディング処理したうえで無垢材高級オイル仕上げを丁寧に施していますので、かなりきれいな状態で極上レベルの色、艶をしています。通常の距離でを見れば欠け傷はほとん ど判らない状態です。
◆お次はこちら、JBLの顔とも言えるプレートです。
年代も年代だけに汚れた物も多く、ダンプ材が垂れて印刷が剥げていたり、外す際に凸凹になったりと、メンテナンスする上ではやっかいなしろものです。
そこで自作することに。アルミ製で表面に印刷してあります。一目で高級感を醸し出す
◆動作保証は1ヶ月しかありませんが、数十年は動作に問題ないと思います。ご安心ください。
◆画像をご覧になって状態を判断してください。記載不足等の文句はお辞めください。